人も歩けばなにかにあたる

本当は山行レポートを書く予定ですが、なぜかまずは今秋、東海道五十三次を徒歩で一気に歩いた記録から。

東海道五十三次 徒歩の旅 8日目(掛川~浜松)

9月29日(月)

前日の55kmという距離は長すぎました。

宿の漫画喫茶はこの旅のなかで
最高の快適さを誇っていたのですが
足の痛みは増すばかりで朝からまともに歩けません。

でも、昨日頑張ったので
今日は30km程度でよいというのが救いです。

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 美しき、漫画喫茶

2日目のプチリタイヤを経験し
12日から14日での踏破に目標を変更していたので
昨日で本当は半分は行きたかったのですが
残念ながら、それは叶わず。 

コンビニで朝食を済ませ、ただただ歩きます。
10時半、袋井宿へ到着。

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ここがちょうど東海道の半分だそうです。
ど真ん中推しが強すぎて小学校までが「ど真ん中小学校」。

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しかも東西に。

やっと半分。
これまでと同じ距離があると思うと絶望しか感じません。

11時過ぎに、ガストがあったので早めのランチ。
本当は足が痛くてただただ休みたかったのす。

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って、これで¥538。安っ!

てくてく歩いて見附宿。
見附って磐田なんですね。
ジュビロ磐田が街を彩っています。

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新たに監督に就任した名波の足型
他にもたくさんの選手・監督の足型・手型がありました。

ここまでに時速4kmだと4時間で来るはずが
足が痛すぎて7時間以上かかりました(休憩含む)。
30kmだからといってなめてました。
そして、ここからあと16km。
普通の速さだと4時間ですが、そうはいくわけがない…。

 

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なぜかパチンコ屋に恐竜

 

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天竜川を渡った標識は250km。
我ながらよく歩いたもんだとしみじみ思います。
ですが、まだ半分…。

意外と大きい橋が怖いです。

だんだん気力も失われていくなか
浜松についたら名物の餃子を食べようと、携帯で検索してみると
宿の近くに名店があるじゃないですか。
もう、これを目標にぶつぶつ「ギョーザ」とつぶやいて歩きます。

ギョーザ、ギョーザ、ギョーザ、ギョーザ、ギョーザ、ギョーザ
ギョーザ、ギョーザ、ギョーザ、ギョーザ、ギョーザ、ギョーザ

これがなかなか、歩行にリズムをもたらし
歩みが早くなっていきました。
恐るべし、食の力。

 

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駅に近づくにつれ、明らかに盛り上がっていく浜松市
ちょっとおもしろい。

で、どうにかこうにか20時ころに浜松に到着しました。
「さぁ、ギョーザだ!」と思い、
もう一度、お店の情報を調べます。
今日は月曜日、小さいお店、なんとなく嫌な予感がします。
個人経営のお店って月曜とか火曜とかがお休みが多いじゃないですか…。
って、やっぱり休みでした。

ということで、仕方ないので
浜松駅ビルにあるチェーン店の「五味八珍」に入り
浜松餃子をいただきます。

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 味は普通だったな。

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漫画喫茶(コローレ掛川) ¥2052
水・食費 ¥2382
日焼け止め・タオル ¥907
合計 ¥5341