人も歩けばなにかにあたる

本当は山行レポートを書く予定ですが、なぜかまずは今秋、東海道五十三次を徒歩で一気に歩いた記録から。

東海道五十三次 徒歩の旅 出発の時

以前の職場でロングトレイルなるものの存在を知りました。
ロングトレイルとは、ピークハントとは違い
自然のなかをひたすら歩くというもので
本場のアメリカでは、メキシコからカナダまで
アメリカを縦断する4000kmを超えるものまであります。

現在、日本でもトレッキングブームも手伝って
各地でロングトレイルのコースが整備され
地方の町おこし的な存在となっています。

そんなロングトレイルですが
わざわざロングトレイルなんて言わなくても
日本には江戸から京都を結ぶ長い街道があったことを思い出します。
いまや自然あふれる道ではないですが
車や新幹線ができる以前はみんなが歩いていたわけです。

そう、東海道です。
日本橋から三条大橋まで492km
感動もサライも募金もありません。
はっきり言って特に意味はない。

恩田陸の「真夜中のピクニック」を読んで以降
長距離ハイクに興味があっただけ。
江戸に生きた人々の気持ちを味わってきたいと思います。
予定では12日間で京都に着きます。

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