東海道五十三次徒歩の旅 エピローグ(京都)
10月6日(月)
泊めてくれた友人は朝早くに仕事に出かけ
僕は友人の奥さんに朝食を用意してもらい
10時過ぎに友人宅をお暇した。
本当は日中の高速バスで東京に帰ろうと思っていたのだが
前日からの台風が列島を直撃し
全便運休となってしまったため
夜行バスで帰ることにした。
その分、時間が空いたため
京都観光をすることにした。
まずは、前日暗くて様子がわからなかった
ゴールの三条大橋を訪れてみる。
なるほど、こういう景色だったのかと感慨にひたる。
さて、京都観光だ。
まずは、これまで行ったことのない
銀閣寺に行くことにした。
1日40kmという距離を歩いてきたことにより
足の痛みだけではなく
意外なところに弊害をもたらせていた。
距離感覚が完全におかしくなっていた。
銀閣寺までの距離が4kmとわかると
「なんて近いんだ! よし歩こう」
銀閣寺は渋くてカッコイイ
銀閣寺を堪能し、次は二条城だ!
「うん、6km。近い! 1時間ちょいで行ける。歩こう!」
もう歩くのは嫌だと思っていたはずなのに
距離に対する感覚がおかしくなっていて
なんでも歩いてしまえと思うようになっていた。
しかし、足が痛いのは変わらないので
あまりの痛さにマックで休憩した結果
二条城などの開館時間がすぎてしまい
結局、銀閣寺しか観光はできず…。
観光はできなかったけど、鴨川も京都を感じられていい
鴨川はなんでこんなにカップルだらけなんだ?!
夕暮れの鴨川をとぼとぼと京都駅まで
歩き帰路につきました。
思えば遠くへ来たもんだ
さよなら、京都