東海道五十三次徒歩の旅 10日目(吉田・豊橋~新安城)
10月1日(水)
僕は歴史大好き!ってほどではないですが
見たり、聞いたりすると、すごいなーとは思います。
そんな僕もいっとき新撰組にはまりました。
(もはや記憶が抜け落ちていますが)
歩いていると、街道沿いに
法蔵寺という古いお寺がありました。
徳川家康が幼少期を過ごしたお寺として有名なようです。
立て看板には近藤勇の首塚と、
おまけのように書いてありました。
首塚なんてよくあるし、まぁ、昔のよしみで
見てみるかと寄ってみました。
で、首塚の前の説明書きを読んでみると
・処刑後、三条大橋に首が晒される
・その首を3日後に仲間が盗み出し、仲のよかった和尚に埋葬をお願い
・法蔵寺に転任していた和尚は、ここに石碑を建て密かに埋葬
・世の中ことをはばかって石碑を土で隠す
・そのまま忘れ去られる
・昭和33年、お寺の資料を調査してると、首塚の記述発見!
・銅像を建て供養
って、なんか本当っぽい!
近藤さん、あんたここにいたんだね。
ゴールは図らずも、京都三条大橋。
近藤勇が亡くなったのが35歳。
現在、わたくし35歳。
未だなにも成し遂げず近藤さんと違って志もなんにもないわけですが
五体満足であんたが生きた京都をめざす!(翌朝のFBより)
朝7時半、出発です。
セブンイレブンでパンを買って腹ごしらえ。
通勤時間帯で人は多いですが
さすがに10日目ともなると慣れてきました。
江戸から七四里(1里4km☓74=296km)。思えば遠くに来たもんです。
9時半過ぎ、まだお腹が足りなかったので
近くのデイリーにて休憩を兼ねてパンを購入。
「どこまで行くの?」と聞いてきた店員のおばちゃんに
「京都まで行きますよ」というと
「頑張って!」と応援されました。
ちっ、なんかくれるのかと思ったぜ。
なぞのヤギの群れ。怖い…
御油は東海道でも江戸時代に植えられた松並木が
最も多く現存している場所です。
戦中に天然記念物にしていされています。
戦争中に切られることを恐れて、誰かが画策したのでしょうか。
見応えがあります。
しかし、ここからがほんとになにもなく…。
ちょっとつまらなくなってきました。
んで、てくてく歩くこと2時間半。なんやらお寺が出てきました。
法蔵寺です。これはFB(上)に書いた通りです。
で、ちょっとテンションアップ!
さあ、行きますかと岡崎をめざします。
6時過ぎ、岡崎に到着。すでに暗いです。岡崎も都会だー。
岡崎では宿場町の跡地に道標が立っており
その指示の通りに歩きます。
暗すぎて、途中でわからなくなってしまいました。
ということで、1号線に戻ります。
岡崎城。岡崎は明る時にゆっくり来たい感じですね。
次、いつ来るかわかりませんが…。
雲龍の松が有名な永安寺
暗すぎてなにがどうなのかわかりませんでしたが
ここもやはり明るい時に見たかった。
宿の近くにご飯やさんがなかったので
コンビニのパンで夕飯を済ませ
22時ごろ今日の宿に到着です。
まさかの細長!
でも机の下に足を入れられたので無事に眠れました。
なんとか時速4kmペースで歩けたようです。
でも足の痛みがなくなったわけではなく
痛みより、気合が勝っている、そんな状態でした。
漫画喫茶(WAVE安城) ¥1800
水・食費 ¥2473
合計 ¥4273