人も歩けばなにかにあたる

本当は山行レポートを書く予定ですが、なぜかまずは今秋、東海道五十三次を徒歩で一気に歩いた記録から。

東海道五十三次 徒歩の旅 4日目(三島)

9月25日(木)

夜通し歩いていたにも関わらず
疲れすぎていたのか、漫画喫茶ではたいして眠れませんでした。
しかも、ナイトパックじゃないので
微妙に高いという…。

さて、どうするかを考えます。
体調的には最悪です。
足の痛みもあまり寝てないので全然回復していません。
しかし、ずっとここにいるわけにはいかない。

次の沼津の宿まではガイドブックだと5.6km。
時間的には時速4kmで歩いて1時間30分。
この足だと、倍の3時間以上はかかりそうです。

無理をしてでも、少しでも先に進むか。
それとも、今日はここにとどまり休息日にするか。

とりあえず、漫画喫茶を出て、足を引きずりながら歩いて考えます。
歩みの遅さは冗談みたいなレベルです。
おじいちゃんに抜かれます。

これは無理だなと思いました。

昨夜、雨の中を歩いていたことを知った友人たちからも
(深夜にFBに状況をあげていた)
「無理せず休め、おいしいもの食べろ」と
いろいろ言われていたので思い切って休みにしました。

しかし、休みと言っても
そんなに動き回れるほど元気なわけじゃない。
この旅は、史跡巡りでも、ご当地グルメでもないのですが
せっかく三島にいるんだし、精力をつけるためにも
うなぎを食べようと決意。

やっぱ食べるなら一番有名なうなぎ屋でしょ!
ということで検索した結果、「桜家」さん。
ちょうどランチの時間でしたが
平日ということもあり待たず入ることができました。

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多くの人が上品にうな重を食べているなか、
丼と重の違いを聞くと器の違いだけというので(値段は一緒)
僕はあえて丼を注文。
大盛りにすると、まじでご飯モリモリでやってきました。

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¥3960

高ぇ! けど、うまかった。

身体を休めるなら漫画喫茶じゃなくてホテルだろということで
この旅、初めてのホテル泊。
なんてリッチな日なのでしょう。

安いビジネスホテルを予約し
チェックインの時間まで三島駅の前のベンチでひなたぼっこ。
靴も靴下も脱いで、マメにオキシドールをかけたり簡単な治療をしながら
暇そうなおじいちゃんと一緒にぼーっとして時間を潰します。

早く寝たいので
チェックイン開始の3時にはホテルに入り
前日の睡眠時間を取り戻すように
たくさん寝ました。

ホテル(ブルーム)¥5300
水・食費 ¥4437
雑費 ¥324
合計 ¥10061